sin-neta日記

生活に役立つ様々なネタを提供しています!

お笑いについて

関西で生まれ育った者にとって、"笑い"はごく身近なもの。今思えば大阪には至る所に"笑い"の環境があったと言えるでしょう。

 

"笑い"とは何か。様々な視点がありますが、定義的には"動物の中で唯一ヒトに持ち得るもの"であり、仕組みで言えば"緊張と緩和のはざまにあるもの"。

 

動物のあいだにも食事を与えてもらうなどの際に"喜ぶ"シチュエーションはあっても"冗談などから"笑う"事は無いように思います。

 

また、笑いが生まれ易い環境は引き締まった緊張感のある場、例えば式典関係(卒業式、結婚式、葬式、始業式)や、或いは叱責・謝罪を受ける場所です。このような緊張した局面に於いて"ボケる"事により、聞き手側の緊張感が一瞬解き放され、その反動で笑いが生まれます。

 

但し、その場が緊張したムードであればある程、周りは冗談を聞けるムードでは無い為、"ボケ"た人のフォローをする事によって聞き手が緩和したムードに導かれます。これが"ツッコミ"です。"ツッコミ"はいつも聞き手側の目線で"ボケ"た相方を腐すことにより、一層ボケた内容を引き立たせます。

 

ボケの人は緊張したムードからおかしな言動により緩和させる切欠を作るのですが、切り込む際のワードチョイスや微妙な動きの違いによって、その後の展開がかなり大きく変わってきます。何故なら、緊張したムードを主催している人物(結婚式であれば結婚する人、葬式であれば親族の方、卒業式であれば校長先生など)にとっては、ボケられて迷惑でしかないからです。しかしながら、腕の立つボケならばそんな立場の方に対してさえも笑わせてしまうセンスがあり、腕の立つツッコミならば失礼だと捉えられて終わりそうなボケを笑いに覆す程のセンスがあるものです。

 

漫才師さんは予め練られたネタ(虚構作品)を披露する事で笑いを狙いますが、バラエティー番組等では、その場その場の話の流れから起点を利かして、しかも絶妙な間とワードセンスが求められながら笑いを誘います。

但し、緊張と緩和の狭間にある"笑い"は、ひとつ間違えれば"失礼""迷惑"が隣り合わせな為、いつも一か八かで挑む事になります。

 

何気無く見ているお笑い番組ですが、彼等のフリートークには感動さえ感じる瞬間があります。

 

今回は皆さんのお役に立つ話では無かったかもしれませんが、お笑いとは実に素晴らしいものだと思います。